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はだし保育の利点

はだし保育で過ごすことで足の指を使うようになります。

足の指を使うということは、乳幼児期に90%が形成されるといわれている土踏まずの形成に大きな効果があり、足の裏の土踏まずは、機器で表現すれば、バランスをとる三脚に相当します。足の裏の土踏まずが縦と横のアーチを描きます。これがバランスをとる三点となり、三脚のような役割を果たします。また、このアーチは、着地の衝撃を軽減します。

他にも、はだしの利点は、転倒しかけたときにも、足の指が踏ん張りを効かし、その間に手をつくことが出来ます。頭からの転倒を防ぎます。

薄着の習慣の利点

薄着で過ごすということ
薄着で過ごすということは皮膚の露出の割合が大きいということです。

皮膚は、外気の温度を察知して脳に情報を伝えます。脳は、その状況から、寒いときには震えを起こさせたり、熱いときには発汗させたりと指令を出し、体内の温度を一定に保っています。風邪も、ウイルスに感染してひき起こします。ウイルスに対する抵抗力は、体内温度が下がると同時に弱まります。結果、病気になります。

普段から薄着でいるということは、皮膚からの情報を脳に伝達することを日々訓練しているので、その伝達速度が素早くなっていき、体内が冷えにくい身体を形成するのです。

運動あそびを通じて様々な感覚習得、危機回避能力、そして仲間作りを

保育園での保育、体操タイムともに、ごっこ遊びをたくさん楽しみます。

追いかけたり、逃げ回ったりとする行動は、人とぶつからないようにかわしたり、急ブレーキをかけたり、俊敏に判断して同時に身体も対応しなければならない要素から習得できる感覚は大きいものです。また乳児期では、鉄棒に小さいときからぶら下がる遊びをたくさんします。腕の筋力と体重のバランスは乳児期からの積み重ねが、のちに大きく影響します。鉄棒でいえば、3歳頃が適度な体重と筋力のバランスがとれているので、身体を空中で維持しやすく逆上がりも容易に取り組んでいくことができます。5歳児からの挑戦ともなると、体重に対しての支える腕と腹筋が追いつかないのです。跳び箱もあそびの延長から、自然に飛ぶといった動作に移行します。ドッジボールもいっぱいします。

鉄棒、マット、ドッジボール、跳び箱等、挑戦して自分の得意なものを見つけて、小学生になったときもし友達をみつけていくときに、話しにくくてもきっかけとして、運動遊びを使って溶け込んでいけるものになればという想いが一番にあります。ですから体操教室ではなく、運動あそび、なのです。